やっぱどう考えても無手という剣技は理屈に合わない超常現象としか思えない
漫画描写上の無手は使い手がその場から動いていないのに拳や剣の突きが衝撃波を伴って物理的なリーチをはるかに超えて届いたように見えるというもの
だが作中の解説によれば実態は超スピードで使い手がリーチの範囲まで接近して突きを放ち、また元の場所に戻るというのを騎士の目にも止まらない瞬時のうちに完結させて使い手はその場で動いていないように見えるというもの

しかしこの、無手自体は腕の立つフィルモア騎士はみな習得している技であり射程の長さや一度に放てる手数の差には使い手の力量による差はあれど基礎技術の範疇のようだ
そうすると疑問が湧く
無手を習得している騎士ならば他人の行う無手の一連動作を目で追えているのではないか?
またフィルモア騎士でなくとも目と反応の優れた騎士ならリーチまで駆け寄って突きを繰り出し、また駆け戻る動きはバレバレなのでは?
それにこれはあらゆる超スピード戦闘に共通する「漫画のウソ」だが、方向転換の瞬間はどんなに凄まじい超加速度だとしても一瞬必ず「その場に静止」することは避けられないのよ
よくある分身技は、それを利用して残像を出すんだから!
だから無手は突きを出す刹那は分身が出て必ず見えてるはずなのよ