14歳で背負わされた重圧…フィギュア銅メダリスト「鬱症状」の告白
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「フィギュアスケートを続けるには、多額の資金がかかります。家族にとっては、経済的に大きな負担となります。親に負担をかけないためにも『よい結果を残すこと』が求められていました。競技成績が良ければ、スケートを続ける明確な理由になります。問題なのは結果が出せないときで、調子が悪い時期が数年続くと、『なんでこの競技を続けているんだろう、こんなにも資金を費やしてまで練習する意味はあるのだろうか』といった疑問に悩まされました。

全国選手権で上位に食い込むほど、高ランクに分類されるシステムに気づきました。最高ランクに振り分けられると、多額の資金援助を得られます。私の場合、一番上のランクから徐々に下がっていくという、苦しい経験をしました。特に、財団からの支援に頼ってスケートをしていたため、ランクが下がっていくのは、筆舌に尽くしがたい苦しさがあったのです。

もちろん、多くのスケーターは財団からの支援すらないので、援助いただけるだけでも私はとても幸運でした。ただし、財団からの援助の権利は、毎年獲得する必要があります。次第に大人になって、実際に競技にどれだけの費用がかかっているかを理解して、自立の道を検索していくこと、競技人生を続けるために期待された結果を出さなければならないことに、強いプレッシャーを感じるようになりました。世界屈指のコーチを師事していたため、トレーニングにはかなりのお金がかかっていたのです」