赤いきつねが食べたいと夜中に言い出して寺沢武一が近所のコンビニで買ってこようとしたら
「高田馬場のじゃなくて下北沢の奴が食べたい」とゴネて買ってこさせる

取材先の秋田でネームを切ろうとしたが「鉛筆を忘れた」と言うので編集が近くでUniの2Bを買ってくるも
「秋田のUniじゃ描けない」と言って結局本当に描かなかった

真冬に「スイカが食べたい。スイカがなきゃ描けない」と言い出して編集やアシ達が奔走して
銀座のナイトクラブで頭を下げて分けて貰う

「国会議事堂の写真撮ってきて」と深夜に言い出す
「開明墨汁じゃなきゃ筆がノらない」「黒いベレー帽がない」「差し歯を落とした」「新しい眼鏡がない」「いつも履いてるスリッパがない」
「浅草で売ってる柿の種が食べたい」「ハーシーのチョコが食べたい」「茨城のメロンが食べたい」「ハムが食べたい」「ケーキがないと描けない」
「六本木のコンソメスープが飲みたい」とかは枚挙に暇がない

「ちょっとそこの銭湯に行ってきます」と言ったきり、そのまま実家がある600km先の兵庫県宝塚まで逃亡

それとは別に光文社の編集にガラを攫われて京都へカンヅメ旅行
郵便回収袋を丸2日掛けて調べて居所を突き止めた講談社の編集が京都へ向かうも「実家に用がある」と言いだし東京へ帰らずそのまま宝塚へ赴く
更に「西日本新聞の依頼分を仕上げる」という事で博多へ旅行を続け
滞在先の旅館にデビュー前の松本零士、高井研一郎ら九州在住組を呼び出して原稿を手伝って貰う
完成した火の鳥のネーム原稿を航空便で郵送し、トキワ荘にいた石ノ森と赤塚にペン入れして貰い完成

その時旅館で松本に手伝って貰っていた内の1つがぼくのそんごくうで、その原稿が落ちそうなので
壁村が手の空いていた石ノ森、赤塚、藤子A、藤子Fの4人に残り8P分の代筆を依頼し
4人でトキワ荘で徹夜し完成させるも、結局松本たちに手伝って貰っていた手塚の方が間に合った為ボツになる

基本的に仕事場に人が訪ねてくると条件反射で一度隠れる(原稿の取り立てだと思っている為)