バスケへの強いこだわりは感じないな

―――「マンガワン投稿トーナメント」には3回参加されていますが、それぞれ参加された時のご心境をお伺いできれば。

武蔵野創氏(以下敬称略): 第1回トーナメントの時は、予定の半分の量の原稿にしか、セリフを打つという最終作業が終わらなかったんです。
自分のタイピングの遅さを恨みました…。それでも、200人中20位とかになったので、セリフ打ちが間に合えば次は勝てるなと思いました。
第2回トーナメントは、前回の経験を踏まえて、「投稿者の中でなら絵でも勝負できる」と思ったので、目立つために、「動きのあるバトル」を題材に挑みました。結果は4位だったんですが、僕より成績上位の人たちはみんな作品を連載することになったので、次は勝てるなと思いました。
そして第3回トーナメント。第2回の後 担当の編集者さんも付いて、新人賞も獲っていたんですが、負けたまま終わるのが嫌だったので、担当さんに許可をとってトーナメントに投稿しました。当時は、WEBマンガにスポーツを題材にした漫画がなかったので、目立つためにバスケの漫画を描きました。ありがたいことに、トーナメントに出した漫画は、読者のみなさんにはいつも評判が良く「勝ったな」と思ってました。
しかし「目玉焼きは醤油派?ソース派?」みたいなアンケートをとって票を稼ぐ小賢しい漫画(褒めてます)があったり、イラストレーターさんが本気のカラーを描いてきたりして、予選、一回戦から三回戦まで、一度も1位は取れませんでした。
そして、決勝戦。結果は4位でした。しかも4票差で負けたので、もう「4」は持ちネタにしようと思いました。