いい機会だし俺も一から読みなおしてきた
燈子は完璧な人間にならないといけないしそんな自分を特別視しないことを小糸に強いてる
小糸は好きにならない人間としてわきまえないといけないし芽生えた気持ちから目を背けてる
与えられたロールに従順でないといけないっていう思いこみがふたりを支配して結果ロボットみたいになってるって感じ

個人的にはそうした概念の拘束力ってテーマで、しかも特別な感情がわからない状態からはじまってるのに
「好き」って概念の多義性を明文化してないのが話をややこしくしてるなっておもった
燈子が沙弥香と一緒にいるときに感じたおだやかな感じと小糸に向けた「好き」の違いとか
小糸自体の「好き」も他より特別視してるって意味から両想いになりたいって意味の「好き」まであるし
両想いになった瞬間性的接触をもとめる「好き」になるけど、この急変も独占欲や安心感からの「好き」と性愛的な「好き」をごっちゃにして起こってる
前後の文脈である程度わかるようにはなってるけど、ここを明文化できてれば今みたいな説得力の弱さはなかったんじゃないか

メインは周囲からもとめられる役割になやむ話で恋愛がメインじゃない そのへんで百合漫画か?ってひっかかる人はいるかもね