修学旅行の班長にされたもこっちが班員を確認して話し合おうとしたとき、
うっちーとゆりちゃは「どうでもいいよ」と無関心な態度で応えただけだし、
吉田さんは休んでいて話をすることさえできなかった。
このときもこっちが吉田さんの行方を尋ねた相手はネモであり、この時点で
もこっちが最も話しかけやすいクラスメイトがネモであったのは間違いない。
修学旅行前のもこっちが不登校一歩手前でかろうじて踏みとどまれていたのは
むしろネモの存在があったからだとも言える。