猫屋敷教授のキャラは作者はメチャ練り込んで作ってると思うな
というか猫屋敷を通して現代アートの在り方やこれからのアーティストがアーティストとしてやっていく指針を読者に伝えようとしている
黒い黒いと言われているけどかなり良い事を言ってるし相当親切だ
上で教授会の時に母性云々言われてドス黒い感情に一瞬包まれる場面があるから中絶等の経験があるのでは?とか言われてけど、俺はそれは無いと思う、というかそんな事があったとしてもとっくに「ギブした」んだろう
あの時に彼女が一瞬ドス黒くなったのはステレオタイプな女性指導者=母性、お母さんという言葉で片付けられたのと、もうひとつは彼女が全身全霊で表現してるアーティストとしての猫屋敷あもを否定されたと感じたからだろう
セルフプロデュースに彼女は命を賭けて、それこそ全てをギブしてるからだ
表現者としての猫屋敷あもはポップでキャッチー(で年齢不詳)な現代アートの旗手であるのに、一方の見方からすると藝大教授という事を考えると決して若くないひとりの女性という側面がある
上でもぶっちゃけた人がいる通り猫耳型のカチューシャ付けてキラキラ髪でダボッとしたオーバーサイズのユニセックスな服装で小柄を余計小柄に見せたりとキャラ造りに余念は無いが、その実痛い格好して痛い虚像を纏っている中年女性でしかない
「おばちゃん疲れたよ」なんて自虐的に言ってはいるが、他人に「まあまあ、猫屋敷教授も学生のお母さんの年齢なんですから母性で包み込む指導が云々」と言外で匂わされたらキレるだろう
しかも言ってる方は悪意ゼロでごく自然と口に出された日にゃ高い壁や深い溝を感じて絶望的になったろう
猫屋敷が世田介にフロイトやラカンを読めと言ったのは自己プロデュースとしてのとても良いアドバイスなんだけどね
ラカンってのはフロイトと同じく哲学者から心理学者、精神科医になった人で鏡像段階論という説を唱えた人で面白いし自己表現や自分の心の言語化をしたい人は勉強になるんだが