>>37
34話目

ローサン侯爵家とエブロン大公家が一緒にならないとティアが言ったのは
ティアがエブロン大公家に嫁ぐ形になるのではなくティアが侯爵位を、セドリックが大公位をそれぞれ継ぐという意味
嫁いでいなくなってくれて侯爵位が空位になるかと思ったらティアが侯爵位を継ぐと宣言したんで、
侯爵位狙いの分家連中は大慌て

さすがに皇帝の愛人から権力は奪い取れないけど小娘のティアなら楽勝と見ていた分家の皆さんは、
せめて後見人の立場くらいはと詰め寄ろうとするけど執事に阻まれる

ユニース伯爵夫人は、ティアと利害が一致してること、つまりティアが母親を追い落とそうとしていることに気が付いてて
夫人がティアに旅行以外でも忙しいでしょう?と言ったのは、ちゃんと計画進めてんでしょうね?頼むわよ?という意味
明言を避ける形で同盟関係を強調してる

夫人はそれ以外にも、爵位問題をどうするのかついて侯爵様と呼ぶべきからしら?それとも大公妃殿下?
と尋ねることで爵位問題をどうするのかさり気なく聞いてる

北部で会いたい人というのはおそらくは聖女リシア
兄貴と結婚して兄貴が継承権に正統性を持ってしまう前に確保に走ってる
誰に会うのかとセドリックに聞かれて影背負ってたのは、二人が惹かれ合うことを知ってるから