脚色しろって話じゃないんだよなぁ
原作はインタビュー形式で当事者が語った内容をそのまま文章にしてるんだろう
それはいい
それをコミカライズしたわけだが主として「当事者が過去を語る姿」を漫画にしてるのではなく「語られた過去の世界」を漫画で表現してるわけだ
にも関わらず描かれたキャラには視点も十分に与えられず当時を生きた人物として見て聴いて話して行動した主体性のある姿は描かれてない
漫画としての再構築を放棄してるってのはそういうこと
キャラが生きてないんだよ
それは明らかに狙ってやってるわけだけど
あくまでも当事者の独白(文章)がメインでそれを補うように、あるいは当事者が記憶を辿るのを手伝うかのように想い出の中の映像が漫画として描かれてる
でもそれならコミカライズという手段にした意味あるの?って話
必要だったのはコミカライズではなく現代的で読みやすい文章でコンパクトなラノベのようなものだったのでは?
どうせ表現の大部分は文章に依存してるんだから
まぁ、こういう作品の存在を知らなかった層に届けたという点では全く無意味ではなかったのかもしらんけどな
でもこれじゃ「漫画で知った人も漫画読まずに原作を読みましょう」キャンペーンだよ