年老いた漁師が、海の底から真鍮の壺を引き揚げた。
鉛の封を解き、蓋を開くと、一柱の雲突く魔神が現れた。
魔神は己が身の上を語る。
「至高者の名の下に封印され、水底で解放を待つ我は、最初の百年にこう思った。
『我を解き放つ者を、永久の富者としてくれよう』
次の百年にはこう思った。
『我を解き放つ者に、地の宝物すべてを与えよう』
さらに次の百年にはこう思った。
『我を解き放つ者の、あらゆる願いをかなえよう』
だが救い手は現れず、終いに我はこう思った――
『我を解き放つ者を、たちどころに殺してくれよう!!』」
ブライトライツ・ホーリーランド
著/古橋秀之、メディアワークス
【胎界主】尾籠憲一総合 173【鮒寿司】
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352名無しんぼ@お腹いっぱい (ワッチョイ b207-uJAn)
2019/01/25(金) 15:57:54.04ID:zz8B8pyi0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています